「祈りと喜びで育つ畑」の日々のキロク

沖縄中部の中城村にて、「祈りと喜びがあれば、人も植物も一緒に豊かになる。」という信念のもと、無農薬・無肥料・水やりせず、人の感情や想いが植物たちがどう影響しているのか実験している畑。その日々の観察のキロク。

5-26 草刈り、風を通す、肥料の話

今日も晴れ。

 

 

・トマト地域の草を刈る。

トマトは結構順調。

 

草を刈ると空気が通る。

切り替わる。

 

部屋と一緒で、

空気は入れ替えること大切。

 

滞ると濁る。

常に流れを変え、循環させる。。

 

そのための草刈り。

 

そして、育てている作物たちに光をあてる。

光とともに、

愛と感謝を作物たちに伝えよう。

 

新しく切り替えるなら、

喜びを水に記憶しよう。

 

・ニンニクが初収穫。

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初めて採れる野菜が増えていく。

嬉しい。

 

茎の部分でボコっとなってるのはムカゴ。

 

これができると養分がそちらに行ってしまうので、

取り除く必要があるらしい。

 

まだまだ勉強だ。

 

・バナナ地域の整理整頓

before

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after

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だいぶ頑張った!

影を作っているのは、

ハウスに引っかかった枯れたバナナの葉。

 

それを取り除いてあげるだと、

随分光が差して、また違う場所に。

 

そばにある木々や草が作り出す、

影や空気の滞り。

その影響はとても大きい。

 

バナナは移植。

でも根っこから掘れなくて、

茎の根元が土に埋まってる状態。

 

ここから根が生えるだろうか??

 

・飛び地の大豆、芋を観察

奥の方にイネ科の雑草が大量に生えている。

もうしばししたら草刈り。

 

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・肥料の話の続き

野原に生える雑草に肥料はいらない。

肥料切れで年々草花が小さくなるなんてことはない。

 

その季節の回りに最適な草が生えてくる。

 

波動、気温、短日長日、湿度、土質など、

様々な要因から、

最もその環境に適した草が生えてくる。

 

だとしたら、

草に負ける野菜たちは、

その環境にまだ馴染んでいないということ。

 

新参者はやっぱり緊張するし、

思う存分力を発揮できないよね。

 

だとしたら、

彼らの可能性を信じ、

励ます声かけが大切だ。

 

そして種取り。

この土地で生き残った植物の種。

それはこの地域に適したタネになって行く。

 

こぼれダネから出てきた子たちは、

雑草に負けないくらい強く生えている。

 

気づかぬうちに大きくなっている。

 

タネを残していけることはとても大切。

 

 

野菜たちが新参者なのだとしたら、

新参者の彼らに対するテコ入れが、

肥料なのかもしれない。

 

だって他の雑草には肥料はいらないから。

 

新参者に頑張って欲しいから、

食べ物を与える。

 

でも、

食べ物ばかり与えられると、

「自分が動かなくても誰かが餌をやってくれる状態。」

 

それは、

お世話係とおぼっちゃまの関係。

 

あなたがいないとダメ!という依存関係。

 

そもそも堆肥として土に混ぜた有機物は、

沖縄の暑さでは1年で分解されてしまうらしい。

 

つまり、

毎年入れ続ける必要がある。

という考え方。

 

でも、

毎年一切堆肥を入れなくても、

ちゃんと野菜は育っている。

 

1年で分解されるわけだから、

残肥で育っているわけではない。

 

だとしたら別の要因だ。

 

堆肥という分解された有機物を入れなくても、

根っこや枯れ草など、

そもそも土の中には有機物がいっぱいある。

 

調理されたご飯を食べるのか、

そこにある材料から自分が調理して食べるのか。

 

植物や土は微生物の働きを通じて、

そこにある材料を調理して食べている。

 

まさに今の僕らの生活と一緒だ。

 

とすれば、

植物、土の中にある微生物たち。

 

彼らがいかに元気で活発であるかが重要。

 

だからこそ、

水が記憶している喜びが、

とても大きなエネルギーになっている。

 

愛と感謝を、

いつも祈ろう。

 

 

5-25 草刈り 種まき 光と水、堆肥についての気づき

5月25日 晴れ 湿気はムンムン。

 

やったこと

・大豆地域、きゅうり地域の草を刈る。

 大豆は元気。沖縄の品種ではないが、この暑さで身がつくだろうかとドキドキ。

→間違えてきゅうりの苗を一本抜いちゃった。

 ポットに移して様子見中。

・パパイヤをポットに播種

・水差してたハンダマ、アボガドをポットに移植

・インカナッツ移植

・マンゴーハウスB全体を草刈り機で草刈り。

・トマト地域の草刈り

 

気づいたこと

・レモン、キンカンの発芽確認!

 苗を育てる場所を作業小屋のそばにしてから、

 とても目が行き届いて、調子がいい。

 土も基本的には再利用だけど、全然困ったことない。

 やっぱり波動だなぁと感じる。

 

・死んだネズミにハエがたかる。

 昨日死んでいたネズミ、ドラム缶の中に入れていたらハエが集まっていた。

 生き物の死は、他の生き物を生かすんだなぁ。

 死骸を分解してくれる虫がいる。植物を食べる虫がいる。

 土の中の有機物を分解してくれる微生物がいる。人の血を吸う蚊がいる。

 全ての生き物は万物流転で、全部が役割を担っている。

 必要だから存在している。

 そんな大きな自然の流れを感じた。

 

 

・草が生えるほどに柔らかくなる土

 きゅうりが生えている場所。随分土が軟らかくなった。

 草が生えることで土を柔らかくしてくれている気がする。

 

植物の成長には光と水が必要。水は命の源で、光は命を開花させる力。

光は太陽の光だけじゃない。言葉や想いも光だ。

水は光を記憶する。水に言葉や想いが宿る。

 

土はただ土だけでは水を保持することができない。

水は重力で下に下に落ちてゆく。

想いが大地に宿らない。

 

でも植物は水を保持することができる。

植物の命を水が支えていて、その一方で植物は大地に水を留まらせる。

だから雨が降らなくても、大地から水がなくならない。

 

僕たちの祈りを大地に届けることができているのは、

水のおかげ。

その水を大地にとどまらすことができているのは、

植物のおかげ。

 

だから大地に植物が生えることで、

土に喜びが保持され、大地が豊かになってゆく。

 

そんなことを感じた。

 

 

堆肥には熟成度がある。未熟か完熟か。

堆肥は完熟の状態で施肥するといいと言われている。

 

完熟か未熟かはプラスマイナスのバランスの問題。

 

そもそも堆肥はバランスが悪いのではないか?

と感じている。

 

土に極端な栄養を与えている。

極端さは必ず補正される。

それが虫食いだったり病気につながる。

 

だから未熟より完熟がいい。

完全に土に戻った状態が望ましい。

 

そのためにできること。

一番バランスを取ってくれるのは、自然の営みだ。

 

だから土に還すのがいい。

植物を生やすのがいい。

 

そうすれば、必要な出来事が起こり、

土のバランスはゼロに還ってゆく。

 

雑草がたくさん生えたり、

野菜が虫に食べられたり。

 

その全てはゼロに向かう、必要な過程。

 

その過程を通じて、

堆肥は土へと還ってゆく。

 

今日の気づきはこれまで。

 

まるっ。

 

2020-5-24

5月24日 曇り。

 

今日から作業日誌をつける実験。

 

やったこと

トマト地域、大豆(オーヒグ)地域の草刈り

とうもろこしばら撒き地域の桑の木の伐採

 

気づいたこと

・トマトはみんな元気!

・ばら撒き地域のとうもろこしも元気!

 その脇に生えている落花生がすごい元気。赤土の場所よりも後に蒔いたのによく育ってる。土の向き不向きもあるのかもしれない。

・すじまき地域のとうもろこしは大きく成長しないままに穂をつけ始める

・オーヒグは全部草に埋もれてしまったかと思いきや、生きてるものもあってホッとした。生きてる子を大切に育んでいこう。

・大雨の後、割とみんな元気だった。

宮古島黒小豆は発芽率いまいち。追加まきしてもいいかも。

・先日蒔いたオクラ、茶綿、和綿は発芽確認。

・オクラは全体的に順調。6月には花が咲くかなぁ。

 

・作業小屋でネズミがお亡くなりに。外のテーブルでヤモリらしきものもお亡くなりに。何かのサイン??

 

 

イデア

・ゴボウの袋まきは、来季は飛び地でやろう。

・大豆も飛び地がいい気がする。

 

 

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ジャガイモの花が咲いたね。

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さっぱり!