「祈りと喜びで育つ畑」の日々のキロク

沖縄中部の中城村にて、「祈りと喜びがあれば、人も植物も一緒に豊かになる。」という信念のもと、無農薬・無肥料・水やりせず、人の感情や想いが植物たちがどう影響しているのか実験している畑。その日々の観察のキロク。

6-1 アボガド種植え、きゅうり種取り、水やりをしない話

6月1日 晴れ

暑くなってきた。いよいよ夏だ。

まずはこの暑さに慣れることから始めよう。

 

・アボガドの種植え

5個150円という驚異の値段で販売していたアボガド。

その種をゆい²の人たちから譲ってもらった。

 

僕が今まで買ったアボガドに比べて、

種が割れるのが圧倒的に早い。

すぐに発芽しそうな予感。

 

・購入した苗、元気になる。

モーイ、とうがん、ヘチマなどの購入した苗をこの畑の土を入れたポットで育てる。
苗たちがぐんぐん元気に育っている。
畑の土、やっぱりすごい波動だ。

 

・きゅうりの種が取れた!

 

・近くに住む農家の大先輩が遊びに来てくれた。

アーシングの話。

硬盤層(地下50cm)がなくなると、地下からのエネルギーが上がってくる話。

野菜の保存方法の話。

磁場の話などなど色々していただく。

 

 

・飛び地に生える竹のような草。その役割に想いを馳せる。

飛び地に竹のような草がぐんぐん生えている。

地下茎で伸びるとても生命力の強い草。

先輩曰く、とても厄介な草。

ユンボで掘り起こさない限りなくならないとのこと。

8年前からずっと生えてる草。

 

でも、隣の畑には生えていない。

この違いはなんだろう。

 

そして、この草の役割はなんだろう。

なんのために生えているのだろう?

きっと役割や意味があるような気がする。

 

草の移り変わり、遷移について、

気になる。

 

適度に草を刈りながら、

その変化を経過観察していこう。

 

実験実験!!

 

・水やりしないことについての考察

この畑は水やりをしない。

地面に植わった植物は全て天水任せ。

 

すると、

約1ヶ月雨が降らなくても、

野菜たちは元気に生きていることが確認できた。

 

一方で、

一度水やりしてしまった子達は、

事情が変わってくる。

 

水やりをしてもらえることを知った植物たちは、

雨が降らないと枯れてしまうのだ。

 

ご飯を作ってもらえると知ったら、

自分でご飯を作らなくなるかのような感じ。

 

天水のみで生きる植物は、

植物が生きる上で不可欠な水の

吸収と保持という2つの側面について、

能力が高いと考えられる。

 

天水のみで生きる植物たちは、

根を伸ばし、水分を吸収する能力が高い。

 

そして、

水を植物の体内に保持する能力も高いと言える。

 

天水のみで生きる植物は、

 

地面に根を伸ばし、

水を吸うということは、

大地からのエネルギーも同時に吸っている。

 

大地の深くにあるエネルギーを、

受け取ることができているのだ。

 

さらに、根を伸ばすことで、

土を耕し、団粒化することにも一役買っている。

 

天からのエネルギーである天水のみで生き、

地面からのエネルギーもしっかりと受け取る。

 

陰と陽。天と地の統一がなされている。

 

もう一つ、

水を保持する能力について。

 

これは一概には言えないかもしれないが、

 

天水で生きる植物は、

水やりをした植物よりも、

 

水を体内で長く保持している可能性がある。

 

過度な蒸散をするのではなく、

生きるために必要な水分を、

バランスよく調整しているのではないだろうか?

 

水を保持する力が強いということは、

愛や喜びという光を残す力も強いということ。

 

天水で生きる植物の方がより、

光の伝達装置としての役割を果たしていると言える。

 

つまり、

人の想いと自然の力を信じ、

「喜びと祈りで育つ畑」としてやっていく上で、

 

天水のみで生きる植物はとても重要な役割を果たしている。

 

天と地のエネルギーを統一し、

想い・光の伝達装置として、

畑にエネルギーを送り続けているのだ。

 

それが故に、

微生物が活性化し、畑の土が豊かになり、

また野菜たちのエネルギーが高くなる。

 

この好循環が生まれていると気づいた。

 

今日も実りある気づきに感謝です。

まるっ!

 

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5-31 発芽しました

5月31日 晴れのち雨

 

・綿、モーイ、まくわうりの発芽を確認。

4日くらいで発芽?いいペース。

これにより綿は水に浸けなくても発芽することが確認できた。

 

今日はそのあとは、

ゆいゆいの草刈り。

 

木材のペンキ塗り。

 

団らんしながら食べたご飯がうれしく、ホッとする。

久々に会って一緒に作業をした友人が、

元気に笑っててうれしかった。

 

まるっ!

 

 

5-30 ナスの草刈り 木材の準備

5月30日 雨が降ったり止んだり。

 

・ナスの草刈り

雨のため、午後からの作業。

ナスの周りの草刈り。

 

1つの畝で1時間弱。

ナスさん、花も咲かせていた。

少しずつ大きくなってる。

 

肥料食いと言われるナスさんが大きく育ち、

実が取れたら大きな前進。

 

楽しみの一つ。

 

でも、期待しすぎない。

「君ならできるよ。」

って伝え続ける。

 

・木材の準備

畑の作業小屋2階のデッキを張り替えるための

木材のペンキ塗り準備のため、

材木屋さんへ。

 

割れている木材を選別し、

明日はペンキ塗り。

 

丁寧に進める一歩一歩が楽しい。

 

最近は、ちょっと大工がしたいモード。

 

飽きっぽいから、

うまく自分を活かせるように試行錯誤。

 

そこで仲間と蜂の話をする。

養蜂が引き寄せられている予感がプンプンして、

とても嬉しい。

 

流れるままに、

流れていこう。

 

まるっ

 

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5-29 キュウリの草刈り 靴を買う

5月29日 晴れ

・午前中は靴を見に行く。

晴れの日の農作業用、大工用、普段のサンダルの三つを買う。

 

今まで履いたことのないタイプの靴を買う実験!

ワークマンの安さに脱帽。

 

・午後はきゅうり・ゴーヤ周りの草刈り。

めっちゃ眠かったけど、

畑で作業していたら、眠気がなくなる。

 

30mくらいの畝刈るのに1時間半〜2時間くらい。

 

ゴーヤ、スイスチャード元気。

ビーツもこのタイミングものは順調。

 

この1月後に植えたものは、

成長うまくいかなかったので、

2月植えがラストタイミングかもしれないという仮説。

種取りしよう!

 

レンズ豆はいなくなってた。

時期の問題とかあるのかなぁ??

 

梅雨は避けた方がいいのか?

要検証。

 

 

 

 

5-28 朝の野菜収穫

5月28日 晴れ

 

発芽したキンカンとレモン、食われる

起きがけに、

下で苗の様子を見てたら、

発芽してたキンカンさんとレモンさんの芽が食べられてた!!

 

ショック!!

 

僕自身の心の表れだろうか?

 

急激に育てるポット苗が増えた時、

よく起きる現象のように感じる。

 

大量に植えることで、

スペースが狭くなったことに対して、

無意識に混乱している自分がいる。

 

それが一因と気づいた。

 

今は狭いかもしれないけど、

ゆっくり広げていくからね。

 

ワジワジさせちゃってごめんね。

 

でも、そんな中でも場所を確保する工夫ができている。

偉いぞ、自分!

 

明日は整理整頓に力を入れよう。

 

お野菜収穫

ニンニク、スイスチャード、人参、ビーツ、きゅうり、チマサンチュなどを収穫。

 

ニンニクさんがとても評判がいい。

 

人参はマンゴーハウスAの奥のものを収穫。

木が大きく生え、半日陰になっていたからか、

まだまだ収穫できている。

 

8ヶ月くらい植わってる人参さん。

おかげさまで、

人参さんの収穫はずっときれずに続いている。

 

ビーツさんもとてもいい感じ。

虫食いは前回よりも減っている。

 

きゅうりさんは、

節なりの方が調子がいい。

地這の方は少し弱っている感じ。

周りに生えている草が気になる。

明日刈ろう。

 

スイスチャードさんは、

安定の収穫量。いつまで収穫できるかとても楽しみ。

 

チマサンチュさんはもうすぐ花芽がつきそう。

葉っぱの緑が濃くなり、だいぶ苦味が増しているけど、

これはこれで美味しい。

かれこれ4ヶ月半。5ヶ月で花芽がつくって感じか。

 

パッションBの奥。

前回マルチをはがして耕した畑に植えたヘチマさん。

食べられている苗が急にちらほら。(涙)

今日の日の僕の緊張が伝わったか。ごめんね。

芝しか生えてこれないくらい、土がまだまだ硬い。

喜び、祈りを伝えよう。ここから愛情で土を育んでいこう。

あっ、ささげさんは元気。きゅうりネット張ろう。

 

ヘチマさんの苗はまだあるので、

場所を分けて植える実験をしてみようかなぁ。

 

定食したうりずん豆さん地域。

少し鬱蒼としている。気になる。気を通そう。

 

雲南百薬さんの繁殖力、半端ない。ありがたい。

ゴーヤー元気!いつ実がつくなぁ。

 

玉ねぎさんもまだまだ元気。

 

野菜さんが継続的に収穫できている。

今日も実りに感謝。

 

みんな、いつもありがとう。

5-27 ポットに種蒔き 「いい土」について考える

5月27日 雨だと思っていたら曇り。

 

 

・草が土を育てている。

今日はポットで苗の移植や種蒔き。

 

まずは、土の確保。

 

畑の土をベースにして、

苗の栽培に使っていた土を足して、

再利用している。

 

一度苗の栽培に使った土は、

栄養がないとか、雑菌がいると言われていて、

あまり好まれない。

 

再生用の土が売ってるくらいだ。

 

でもあまり気にしない。

 

というかむしろ苗に使っていた方が、

土が育っているじゃないか!

 

という発見があった。

 

こちらの雑草まみれのセルトレイ。

ピーマンを植えていたがうまく育たなかった。

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土を取り出してみると、根がびっしり張っている。

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これをほぐすと。。。

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めっちゃいい土になっている。

適度に柔らかく、でも硬さもある。

 

土の中に団粒構造が生まれ、ホロホロしていた。

 

雑草を取り除き、

土だけを回収していく。

 

そしてポット苗をどんどん準備してゆく。

 

・水やりしないでも生きていたナスさんの苗

もう枯れてしまったと思っていた、

セルトレイのナスの苗さんが生きていた。

 

4月後半から一切水やりしてなかったのに!

 

これってすごいことだ。

 

地植えされたものだけでなく、

あんなにちっさなセルトレイでも水やりしなくてもいいことが現れるとは!

(セルトレイは上の写真で登場していた緑の容器。)

 

とても貴重だから、

大きなポットに移し替えた。

 

この子達は水やりしないで様子を見ていこうと思う。

 

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徒長していたヘチマさん

東村でゆりさんに分けてもらったヘチマの苗。

徒長して茎がビヨーンと伸びていたので、

移植して、根元から約半分の茎を土に埋めてみた。

 

それから1週間したものを観察してみたら、

土に埋まった茎の部分からも根っこが生えていた!!

 

植物さんの再生能力はすごい!

 

 

・いい土ってなんだろう??

畑の土はよく「いい土」だと言われる。

 

いい土の定義とはなんだろうか?

 

柔らかい土か?

水はけと水持ちのバランスが良い土か?

栄養分がしっかりある土か?

 

栄養があるという点においては、

堆肥はもう5年以上入っていないので、

肥料としての栄養分はほとんどないだろう。

 

柔らかい土。

確かにうちの土は柔らかい。

耕すとほろほろになる。

 

ところがどっこい!

粘土質なので水持ちがとても良い。

 

今日の苗作りの時、

ポットに土を入れ、先に水をかけてから、

土に穴を開けてタネを入れようとしたら、

 

水がかかった瞬間に、粘り気を帯び、

土に穴を開けようとしたら、

指に土がくっついて大変だった。

 

市販の培養土だったらありえない。

水持ちと水はけのバランスが整った土を選んでいるので、

土が指にへばりついたりはしない。

 

そう考えるとうちの土が一概に、

理想の土の特質を持っているとは言えない。

 

 

土をトラクターで耕して、

更地にした後に大雨が降ると、

 

あれだけホロホロだった土が、

水でくっついて、すごく硬い土になる。

 

水もなかなか抜けないから、

掘ろうとすると、

粘っこく土がスコップにくっついて一苦労だ。

 

柔ければいいってもんじゃない。

 

 

でもそんな土たちも、

草が生えてくると状況が変わってくる。

 

草が適度に水分を吸い、

土のバランスを調整している。

 

だから雨がザーザー振りの後でも、

土はカチコチにならない。

 

適度な水分を保ち、

柔らかさを保持している。

だから草取りもしやすい。

 

草があってこそ、

土は育っている。いい土になっているのだ。

 

 

だとしたら、

ラクターを入れることの必要性も再検討だ。

 

ただ、トラクターを入れた後、

土はゼロに還る。そんな感覚がある。

 

後、野菜たちがスタートダッシュを切れるので、

その後の栽培がとても楽だ。

 

でもこれも野菜によって向き不向きがあるかもしれない。

 

大豆や豆類は何もない更地の方が育ちやすい印象がある。

でも、そうでない種類の野菜もあるのかもしれない。

 

ラクターを入れる入れないは、

まだまだ実験が必要。

 

 

ユンボを入れることの意図は、

硬盤層の破壊にある。

 

硬盤層が破壊されることで、

その地下からのエネルギーを取り込むことができる。

 

また、

肥料や農薬が浄化されやすくなるとも言われている。

 

硬盤層の形成理由には諸説ある。

 

今検索して見て一番しっくりくるのは、

これ!

 

www.belhyud.com

 

微生物が働かなくなるが故に、

腐植物と粘土質がくっつかなくなり、

団粒構造ができず、硬い岩盤が出来上がる。

 

つまり、

全ての働きにおいて重要なのは、

微生物だ!

 

微生物をどう生かすか?

愛と喜びこそがやはり大切なのだと、

今日はまた核心が深まった日でございました。

 

まるっ!!